出羽桜 微発泡 吟醸にごり とび六
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原料米 | 国産米 |
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精米歩合 | 50% |
使用酵母 | – |
Al度 | 15% |
日本酒度 | – |
酸度 | – |
発売時期 | 5月〜8月 |
容量 | 300ml・720ml |
味わい
脂っこい肉料理などに合う日本酒を目指したドライタイプのスパークリング吟醸酒です。酵母が生み出した「自然の炭酸ガス」が楽しく、心躍る飲み口です。乾杯酒から食中酒、食後酒まで幅広くお楽しみいただけます。微発泡の爽やかな喉越し、ドライタイプの甘すぎない風味が絶妙です。
仕込み方法
アルコール発酵では、酵母が糖をアルコールに変換する際、同時に炭酸ガスも生成します。「とび六」は、この酵母の性質を利用し、自然の炭酸ガスを取り込む「瓶内二次発酵」と呼ばれる方法で造られています。酵母が元気な状態で、おりがらみの吟醸酒を瓶詰めすることで、酵母が瓶内で再び発酵し、同時に炭酸ガスを生成します。通常の醪では、この炭酸ガスは空気中に出て行ってしまうのですが、瓶詰めにより密閉されているため、炭酸ガスを閉じ込めることが出来ます。こうして出来上がるのが、きめ細かく持続性の高い気泡が特徴のスパークリング吟醸酒です。
蔵の紹介
出羽桜酒造さんがある山形県天童市は、東京から北へ300kmに位置し、約6万人が住む将棋といで湯の里です。天童市は周囲を高い山々に囲まれた盆地であるため、夏は摂氏30度を超える暑い日が続き、冬は深い雪に覆われます。また、一年を通して朝晩の寒暖差が激しく、お米・果実などの一大生産地となっています。 山形県は清らかな雪解け水が豊富に存在する名水の宝庫であるため、約50の酒蔵が存在し、お互いに切磋琢磨し品質を競い合っています。平成28年には、山形酒の「全体的にやわらかくて透明感のある味わい」が評価され、県単位として初となる地理的表示「GI山形」の指定を受けました。 出羽桜酒造さんの創業は1892年。創業以来、品質第一の精神で熟練した職人の手作業による酒造りを続けてきました。酒造りの基本である原料処理には特にこだわっています。生産地のはっきりした原料米を購入し、自社の精米所で米を磨きます。麹づくりでも人の手、感覚を大事にし、醪の仕込みでも人間が管理できる小さなタンクを使用します。できる日本酒の量は少ないですが、高品質の酒が生まれます。このように精米から搾りまで機械に頼ることなく、手作業で仕込みます。こうして手塩にかけた日本酒には、蔵人の愛情・情熱が詰まっています。 国内でもいち早く1997年より輸出を本格的に開始しました。欧州向けから始まった輸出は、アジア、米国など約30か国に広がっています。「吟醸酒を世界の言葉に」を掲げ、文化としての日本酒を誇りに、国内外のお客様に日本酒をお届けしています。