蔵粋(くらしっく) 純米吟醸 無沪過生酒「再生」

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原料米  :会津喜多方産千代錦100%
精米歩合 :50%
使用酵母 :協会9号酵母
Al度   :17.3度
日本酒度 :+2.0
酸度   :1.4
アミノ酸度:1.2

 

「再生」に込めた想い

今年の2月27日、店と事務所2階の屋根の雪が3段31列の瓦とともに崩れ落ちました。1717年創業以来初めてのことです。車や人の通りはなく、中にいたスタッフにも怪我はありませんでした。また酒蔵は別の所なので酒造りにも影響が無く不幸中の幸いでした。今まで以上にがんばって、これを復興させるために「再生」と名付けました。

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味わい

酒造好適米・千代錦を極寒の時期に仕込み、独自の方法により芳醇な香りとデリシャスな味わいをもろみの中に閉じ込めることによって、今まで一般のお客様には味わうことのできなかった本物の生酒をご賞味いただけるようにしたものです。上品な辛口仕上げになっていますが、米の旨味と甘味が口の中に広がり、深みのある吟醸香と生酒特有の味わいが特徴。

 

蔵の紹介

4年連続金賞受賞の実力ある酒蔵

福島県喜多方市は会津磐梯山の西側にあるこの蔵。江戸時代中期、1717年(享保2年)創業の老舗。喜多方は今も2600棟以上の土蔵が分布する「蔵の町」で有名な歴史ある酒どころです。10代目蔵元の小原公助氏が先代から受け継いだものは酒の造り方ではなく、「お客様に喜んで頂ける酒を造りなさい」という言葉。小原氏が「蔵粋」誕生の頃から目指しているのは、まじめにいい酒を造ること。
この蔵で最も特徴的なのは仕込みの際、醪(もろみ)にモーツァルトの曲を聴かせることです。きっかけは酒造りの勉強のために国税庁の醸造試験場にいた際、文献で「ドイツで搾乳の際に牛に音楽を聴かせたところ搾乳量が5~10%増加した」という実験結果を知ったことでした。音楽を聞かせることで雑味のない酒ができるというから面白い。